過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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102: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:54:21.70 ID:4LedjiWP0
ドスン、と音が聞こえた。 僕の腹の辺りにハンマーがめり込んだ音だった。

暦「な、何するんだよ月火ちゃん……」

月火「普通、それ言わないからね。 私の前だからこれだけで済んでるんだよ? むしろ感謝して欲しいくらいの物だよ」
以下略



103: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:54:58.39 ID:4LedjiWP0
月火「うん、私も良く分からないんだけどさぁ。 お兄ちゃんが家を出て、ちょっと後からなんだけど」

月火「なあんか、機嫌が悪そうなんだよねぇ。 刺々してると言うか、そんな感じ」

よく分からないが、それがつまり、女の子の日って奴じゃないのだろうか。
以下略



104: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:56:04.18 ID:4LedjiWP0
月火「ないない、あり得ないよ。 お兄ちゃん」

月火「私が火憐ちゃんと喧嘩すると思う? 冗談にもならない冗談だよ。 全くもう」

暦「まあ、確かに、そうだよな」
以下略



105: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:56:30.43 ID:4LedjiWP0
ファイヤーシスターズの片割れでもある月火にさえ、分からない原因。

僕にはとても、見等が付く筈が無かった。

暦「あれ、でもお前さ。 さっき理由を知っているみたいな雰囲気出してなかったか?」
以下略



106: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:56:57.69 ID:4LedjiWP0
暦「それでも良い、教えてくれ」

月火「仕方ないなぁ。 ま、でもお兄ちゃんの頼みだしね、教えてあげよう!」

やけに上から目線だな、このチビ。
以下略



107: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:57:29.01 ID:4LedjiWP0
暦「瑞鳥君? 誰だそれ」

月火「知っているでしょ、お兄ちゃん。 火憐ちゃんの彼氏を居ない物にしないで」

暦「いや、誰だそれ。 知らない知らない。 まず、それは人なのか?」
以下略



108: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:58:18.01 ID:4LedjiWP0
月火「私の発言のどこをどう取ったらそうなるのか、一日掛けて問い質したいよ」

月火「瑞鳥君は火憐ちゃんの彼氏でしょ。 ちなみに私の彼氏は蝋燭沢君ね」

暦「そんなついでで、僕の精神に攻撃を加えるのはやめろ、月火ちゃん」
以下略



109: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 19:58:55.55 ID:4LedjiWP0
暦「そうか、そう言う事か。 それはそうと月火ちゃん、その瑞鳥君の住所と電話番号を教えてくれ」

月火「両方とも知ってるけど、知ってどうするの?」

暦「僕の火憐ちゃんを傷付けた責任を取らせる。 死と言う形で」
以下略



110: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 20:00:11.94 ID:4LedjiWP0
暦「確かにそうだけど、いや、これ以上無い程に良いお知らせだけど、それとこれとは話が別だ」

暦「火憐ちゃんは僕の妹だ。 泣かせるのは例え誰であっても僕は許さない」

月火「お、今のは少し格好良い台詞だね」
以下略



111: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 20:00:52.45 ID:4LedjiWP0
閑話休題。

暦「それで、月火ちゃんの言いたい事は分かった。 つまり、火憐ちゃんは振られたショックでああなったって言いたいんだな?」

月火「うん、そうだよ」
以下略



112: ◆XiAeHcQvXg
2013/04/07(日) 20:01:29.09 ID:4LedjiWP0
月火「とにかくさ。 そう言うのがあったから、関係がギスギスしちゃったんじゃないかな?」

なんと、完全に僕のせいじゃないか。 むしろこれ、僕以外の誰にも責任無いじゃないか。

暦「でもさ、歯磨きはまだしも、おっぱい揉んだりキスしたり押し倒したりって月火ちゃんにもやってる事だぜ」
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