過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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343: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:48:40.26 ID:bRAFU2f40
どうやら月火も着替えた様で、先程までのさながらホラー映画みたいな図では無くなっていた。

写真の一枚でも取っておくべきだったかな。 何年後かの月火に見せてやりたい。

そんな事を考えながら顔を拭く僕に、月火は声を掛けてきた。
以下略



344: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:49:08.57 ID:bRAFU2f40
暦「はは、そう見えるか」

暦「でも、僕はそんな物にはなれないよ。 本物にも、偽物にも、僕はなれない」

月火「よく分からないけどさ、頑張ってね。 お兄ちゃん」
以下略



345: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:49:37.04 ID:bRAFU2f40
月火「あ、えっと。 なんで、私。 こんな所にいるんだろ」

なるほど、そういう事か。

つまりは多分、僕も火憐と同じ立場になったと言う事だ。
以下略



346: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:50:04.56 ID:bRAFU2f40
暦「必ず、帰ってくるよ。 僕の誇りも、月火ちゃんの相方も、連れてな」

最後にそう月火に言い、僕は外へと出た。

大分不審な目で見られてしまったが、夜も遅いこともあり、都合良く夢とでも解釈するだろう。
以下略



347: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:50:31.16 ID:bRAFU2f40
とりあえず、だ。

月火には後からいくらでも埋め合わせはするとして。

今、僕が最優先でやるべき事。
以下略



348: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:51:03.24 ID:bRAFU2f40
だけど、それだけだ。

多分、と言うか大真面目に、一年くらい僕は暗い男になりそうだけど、火憐がまたあの家に戻れるならそれでいい。

火憐には火憐の居るべき場所がある。
以下略



349: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:51:41.57 ID:bRAFU2f40
とにかく、火憐が家を出て行ってから随分と時間が経ってしまった。

あいつは行動範囲が広いし、何より体力が半端無い。

正直な所、どこに居るか分からない火憐を探すより、フルマラソンを走れって言われた方が楽だろうな。
以下略



350: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/12(金) 18:52:36.81 ID:bRAFU2f40
以上で第九話、終わりです。

乙ありがとうございました。

次回は明日明後日に投下できればしますが、できなかった場合は月曜日になります。


351:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/12(金) 18:53:47.56 ID:Cs7ksVZgo
阿良々木△


352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/12(金) 19:51:34.73 ID:6xgg/6Xro
あれ?ひたぎさんはあららぎくんのこと忘れてるんじゃ無かったっけ?

まぁいっか

とりあえず乙


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