過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
1- 20
416: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:03:41.78 ID:PGWDh4gJ0
火憐「へええ。 すげえな兄ちゃん。 じゃあさ、腕とか吹っ飛んでも、また生えてくるんだよな?」

と、それはもう嬉しそうに聞いている。

一つ気になる事と言えば、さっきから聞いてくる質問が殆ど。
以下略



417: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:04:51.81 ID:PGWDh4gJ0
暦「前にさ、覚えてるかな。 貝木泥舟って詐欺師」

火憐「ああ、あいつか。 覚えてるよ。 兄ちゃんの誇りを汚した奴だ、許せねえ」

いや、その誇りってお前の事なんだけどな。 自分で言ってて恥ずかしくないのかな。
以下略



418: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:05:22.07 ID:PGWDh4gJ0
火憐「ふーん。 なんだ、てっきり馬鹿でも風邪は引くってのが実証されたのかと思ったんだけどな」

自覚あったんだ。 初めて知った。

暦「ま、そんな訳で」
以下略



419: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:05:56.06 ID:PGWDh4gJ0
そう、僕が締めると、火憐はいつもみたいに笑って、僕にこう言った。

火憐「あはははは! 何言ってるんだよ、兄ちゃん」

火憐「兄ちゃん、あたしより弱いのに良く言えるよな。 そんな兄ちゃんが化物なら、あたしはどうなんだよ」
以下略



420: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:06:46.30 ID:PGWDh4gJ0
火憐「てかさ。 吸血鬼ってのも案外、大した物じゃねえんだな。 兄ちゃん程度に負けるくらいだし」

この余計なひと言さえ無ければ、もっと良いのだけれど。

暦「勝ったか負けたかって問題じゃねえけどな」
以下略



421: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:07:22.09 ID:PGWDh4gJ0
暦「いつか絶対勝ってやるよ。 覚えとけよ火憐ちゃん」

火憐「へっへっへ。 いつでも受けて立つぜ。 寝てる時でも、飯食ってる時でも、風呂に入ってる時でも。 いつでもあたしは受けて立つ!」

暦「風呂に入ってる時はやめておくよ。 殴られて気を失うのは気持ちが良い物じゃねえからな」
以下略



422: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:07:49.90 ID:PGWDh4gJ0
との訳で、僕と火憐は仲直りする事が出来た。

久し振りに、本当に火憐とこれだけ砕けた話をするのは久し振りな気がして、とても楽しかったのを覚えている。

後悔は勿論ある。
以下略



423: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:08:15.39 ID:PGWDh4gJ0
火憐が抱えていた悩み。 やはり、月火が原因との事。

僕が出掛けている間、火憐と月火はいつも通り一緒に居たのだけれど。 月火の態度がいきなり、知らない奴に接するそれになったとの事だ。

火憐はそれに少しだけ怒り。 僕が帰って来た時に月火の事を聞いても、素っ気無い態度を取った。 との事。
以下略



424: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:08:45.20 ID:PGWDh4gJ0
他人事の様には言えない。 僕も、忘れていたのだから。

そして、今。

僕はどういった立場なのだろうか?
以下略



425: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 18:09:12.58 ID:PGWDh4gJ0
他人事の様には言えない。 僕も、忘れていたのだから。

そして、今。

僕はどういった立場なのだろうか?
以下略



883Res/371.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice