536: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:39:22.64 ID:7T0TV7XF0
暦「そりゃ、大学に行くし。 家から通うのも大変な距離だからな」
火憐「……それが、怖かったんだ」
弱々しく、火憐は続ける。
537: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:40:41.81 ID:7T0TV7XF0
忍野の方に向き直り、僕は再度聞く。
暦「……仮に、仮にそうだったとしてもだ。 僕は火憐ちゃんの事を忘れかけていたんだぞ。 火憐ちゃんだけが、皆から忘れられていようとしたんだぞ」
暦「今は思い出しているけれど……それが、呪いって奴か?」
538: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:41:18.22 ID:7T0TV7XF0
忍野「まあ、それが僕にとっても、結構な驚きだったんだけどさ。 阿良々木くんならって可能性もあったからね」
忍野「とは言っても、本来は思い出さない物なんだけれど。 知ってるかい、阿良々木くん」
忍野「この怪異の目的は」
539: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:41:46.95 ID:7T0TV7XF0
確かに、そりゃそうかもしれない。
呪いをかけた奴が、呪いをかけられた奴を殺す。
そして、そこで記憶は終わる。 最後の記憶として。
540: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:42:15.11 ID:7T0TV7XF0
暦「待てよ。 待てよ忍野。 全然付いていけねえぞ」
暦「一旦、話を戻そう。 まず、忍野が僕を利用していたってのは、どういう意味なんだ」
忍野「うーん。 阿良々木くんはやっぱり、頭の回転が悪いね。 別にいいんだけど」
541: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/18(木) 14:42:47.26 ID:7T0TV7XF0
以上で第十四話、終わりです。
乙ありがとうございます。
542:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/18(木) 14:44:37.17 ID:gowI2P3io
祝 復 旧
やっと続きが読めたぜ
三話分の投下、お疲れ様ですっ
543:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/18(木) 17:22:06.58 ID:ArdwwshDO
いちょーつ
544:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/18(木) 18:56:02.04 ID:7WmZxjoPo
おつ
545:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/18(木) 20:52:14.45 ID:Ha4o4hkv0
乙乙
量と質両立してて素直に凄い
546:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/19(金) 01:17:24.34 ID:0I+4vtm4O
おおお
おもしれー
乙乙
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