過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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562: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:38:58.01 ID:0P1TubCZ0
「四つ目はあまりオススメが出来ないかな。 やり方は三つ目までと同じ、本体を炙り出すんだけど」

「この草というか、花というか。 まあ、どっちでもいいんだけれど。 弱点があるんだよ」

「てっぺんに咲いている一輪の花。 それをぶった切れば、怪異は死ぬ」
以下略



563: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:39:47.07 ID:0P1TubCZ0
勿論、そんな案は却下である。

それを聞いた僕が出した結論は。

三番目。
以下略



564: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:41:55.03 ID:0P1TubCZ0
「忍ちゃんのブレードなら、勝率は大分上がるよ。 少なくとも、倍くらいにはなるね」

「そうか。 けれど、忍野。 僕は心渡を使わないよ」

「……正気かい? それで阿良々木くんが死んでも、責任は取れないけどなぁ」
以下略



565: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:42:21.28 ID:0P1TubCZ0
僕は、僕自身で火憐と戦う。

正直、あの化物みたいな妹に、更に化物の力が加わったら勝てる気なんてしねえけど。 それでも僕がやるべき事だ。

忍野曰く、火憐にはただ純粋な想いしか無かったと言う。
以下略



566: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:42:47.69 ID:0P1TubCZ0
ああ、そうそう。 忍の話もしておこう。

あいつはどうやら、僕が火憐と出会ったその瞬間に、正体に気付いたらしい。

正確に言えば、ある程度成長した怪異に憑かれている火憐を見たら。 だ。
以下略



567: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:45:32.34 ID:0P1TubCZ0
との事。

本当に、お人好し吸血鬼である。

そして、今。
以下略



568: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:46:31.55 ID:0P1TubCZ0
僕は基本的に行動が馬鹿だし、要領も良くない。

勉強もできなければ、強くない。

妹達には偉そうな口を叩くけれど、自分の事を棚上げにしているだけだ。
以下略



569: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:47:03.59 ID:0P1TubCZ0
誇りの一つも守れないで、何が人間だ。 何が兄だ。

それだけは、絶対に譲れないんだ。


570: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:48:26.49 ID:0P1TubCZ0
暦「分かった、僕が選ぶの三番目だよ。 忍野」

忍野「そうかい。 一番きついのを選ぶなんて、ひょっとして、阿良々木くんってマゾだったりするのかな」

暦「かもしれねえな」
以下略



571: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/19(金) 13:52:05.71 ID:0P1TubCZ0
忍野「気にしないでくれよ。 僕と阿良々木くんの仲じゃないか」

忍野「さて、それじゃあ僕は準備に取り掛かるけど。 妹ちゃんとお話は、良いのかな」

忍野「最後の話になるかもしれないしね」
以下略



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