615: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:25:11.04 ID:16NcLeen0
忍野「いくら阿良々木くんが妹ちゃんを庇っても、妹ちゃんは自業自得なんだぜ? その辺りは、分かってるのかい」
暦「僕もそう思う。 あいつの場合、殆ど自業自得だし」
暦「けど、忍野。 火憐ちゃんにはもっと似合う言葉があるんだよ。 四字熟語でな」
616: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/20(土) 20:25:47.21 ID:16NcLeen0
以上で第十六話、終わりです。
乙ありがとうございます。
617:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/20(土) 21:12:24.75 ID:C2n4sZYw0
乙
次回も待ってる
618: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:21:30.16 ID:3uFUiPCu0
こんばんは。
第十七話、投下致します。
619: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:23:43.75 ID:3uFUiPCu0
形容するならば、巨大な木。
最早、それは草とは呼べない程の、巨大な木だった。
ここからでは、その巨大な木によって、火憐の姿は見えない。 いや、あの木そのものが、既に火憐なのだろうか。
620: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:24:21.84 ID:3uFUiPCu0
そして、その木を覆うように生えているのは草だった。
その一本一本が意思を持っているかの様に、蠢いている。
いや、草っつうよりはツタと言った方が正しいか。
621: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:25:14.26 ID:3uFUiPCu0
僕の目の前に生えている木は、今にも攻撃しようと、無数にあるツタを蠢かしている。
それは火憐の意思では無く、怪異の意思だ。 ただの、呪い。
忍野「それじゃあ、行こうか」
622: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:26:40.80 ID:3uFUiPCu0
すいません投下順ミス。
>>620-621の間抜けてました
623:620-621の間 ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:27:28.23 ID:3uFUiPCu0
暦「言っただろ、忍野。 僕はあれを斬ったりはしない。 火憐ちゃんを殺す訳には、いかない」
忍野「そうかい。 ま、一応って事で頭に入れておいてくれよ」
そうは言われても、僕は多分、本当に死にそうになったとしても、あれを攻撃する事は無いのだろうが。
624: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:28:02.15 ID:3uFUiPCu0
僕の目の前に生えている木は、今にも攻撃しようと、無数にあるツタを蠢かしている。
それは火憐の意思では無く、怪異の意思だ。 ただの、呪い。
忍野「それじゃあ、行こうか」
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