649: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:25:05.62 ID:3uFUiPCu0
暦「お、おい、忍野。 何をしているんだよ」
僕の声は届いているのか、いないのか。
恐らくは聞こえていても、僕には忍野を止める事は出来なかっただろう。
650: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:25:32.13 ID:3uFUiPCu0
そして、やはりそれにも聞く耳を持たず、忍野は駆け出す。
怪異は未だ、僕だけしか見ていない様で、忍野に攻撃が向く事は無かった。
そして。
651: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:26:51.80 ID:3uFUiPCu0
以上で第十七話、終わりとなります。
乙ありがとうございます。
652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 18:43:53.23 ID:aRimkdVuo
おつ
653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 21:20:27.34 ID:M12txNDDO
いちょーつ
654: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:16:43.16 ID:3uFUiPCu0
こっそりもう一話。
655: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:17:13.79 ID:3uFUiPCu0
目の前に、忍野が降り立つ。
僕の方を見ないまま、背中を見せたまま。
その奥で、木が枯れて行く。
656: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:17:45.65 ID:3uFUiPCu0
暦「てめえ! 忍野!」
殺された。
火憐が、僕の妹が。
657: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:18:23.48 ID:3uFUiPCu0
暦「ふざけるな、ふざけるなよ! ぶっ殺してやる、忍野!」
忍「ふん」
いつの間に影から出てきたのか、忍は僕の上まで来ると、自らの腕を引きちぎり、僕に血を浴びせる。
658: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:19:23.06 ID:3uFUiPCu0
暦「よくも、よくも火憐ちゃんを!」
また殴る。 何発も何発も何発も。
勢いで殴った所為なのか拳はもう、完全にぐちゃぐちゃになっていた。
659: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:19:51.37 ID:3uFUiPCu0
忍「もう良いじゃろ。 我が主様よ」
良い? 良いって、何が?
暦「邪魔するのか、忍」
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