736: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/22(月) 14:28:20.83 ID:NdawjWEZ0
それに、月火の奴は金を持ったら駄目な奴だったらしく、何かある事に僕と火憐にお土産を買ってきてくれる。 これは素直にありがたい。
その度に、僕と火憐は「おお、月火様がお帰りになられたぞ。 お疲れ様です月火様」なんてご機嫌伺いを行うのだ。
そんなこんなで、その後、数日の間は月火を崇拝する僕と火憐であった。
ああ、そうだ。 これも明記しておこう。
しばらくの間、月火は火憐の事を「家で火憐ちゃん」と呼んでいて(なんでも、家出の『で』が平仮名なのがミソらしい。 なんのミソかは全く不明だが)僕の事は「泥棒のお兄ちゃん」もしくは「ゴミ」とのあだ名が付けられた。
前者の方は、確かにその通りなので僕も何も言えないのだけれど、後者のは既に悪口でしかない辺り、文句は言いたい。 言いたいってだけで、言ったら更に下位のあだ名が付けられそうなので、決して言わないけれど。
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