過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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764: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:48:53.06 ID:0GT2MdEX0
今の時刻は朝の八時。

もう二人は起きている筈なので、僕はのそのそと部屋から這い出て、階下へと向かう。

暦「おーい、百合姉妹居るかー」
以下略



765: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:50:01.09 ID:0GT2MdEX0
火憐「ふん。 兄ちゃんか」

視線を向けると、火憐は仁王立ちに腕組み。 待ち構えてたと言わんばかりの姿勢だ。

暦「いやいや、何で朝から喧嘩腰なんだよ。 てか、起こしに来いよ」
以下略



766: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:50:27.18 ID:0GT2MdEX0
しかし。

火憐「嫌だね。 あたしは兄ちゃんを起こす道具じゃねえんだ」

お?
以下略



767: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:51:04.58 ID:0GT2MdEX0
暦「え、えっと。 火憐ちゃん?」

火憐「ふん」

あれ、なんかこれ、マジで怒ってない?
以下略



768: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:53:17.35 ID:0GT2MdEX0
マジかよ。

お前、何今更ぐれてるんだよ。

暦「……僕、何かしたっけかな」
以下略



769: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:53:54.87 ID:0GT2MdEX0
とりあえず、落ち着け僕。

まずは……これが例のアレなのかどうか、確認だ。

一応、火憐の逆鱗に触れないように忍び足でトイレへと向かい、電気を消す。
以下略



770: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:55:00.69 ID:0GT2MdEX0
暦「緊急事態なんだよ、聞いてくれ」

暦「……今、今っつうっか、今日か」

暦「火憐ちゃんの様子がおかしいんだけど、これって……あれって事か?」
以下略



771: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:55:41.38 ID:0GT2MdEX0
怪異じゃない……のか。

なら、火憐は何であんなぐれちゃったんだよ!

その後、忍に助けを求めようとしたが、それ以降影の中から返事が返ってくる事は無かった。
以下略



772: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:24.11 ID:0GT2MdEX0
ファイヤーシスターズの参謀担当。 それに火憐と仲がかなり良い月火に聞けば、何かしらは分かるだろう。

この家の中で火憐の事を一番知っているのは、間違いなくあいつだ。

との結論を出し、僕はトイレから出ると(一応、忍び足で)そのままの足でリビングへと向かった。
以下略



773: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:54.70 ID:0GT2MdEX0
暦「おーい。 月火ちゃん」

ソファーにいつもの様にだらしなく寝そべる月火を見つけ、声を掛ける。

月火は一度、僕の方に顔を向け……向けて。
以下略



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