769: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:53:54.87 ID:0GT2MdEX0
とりあえず、落ち着け僕。
まずは……これが例のアレなのかどうか、確認だ。
一応、火憐の逆鱗に触れないように忍び足でトイレへと向かい、電気を消す。
770: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:55:00.69 ID:0GT2MdEX0
暦「緊急事態なんだよ、聞いてくれ」
暦「……今、今っつうっか、今日か」
暦「火憐ちゃんの様子がおかしいんだけど、これって……あれって事か?」
771: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:55:41.38 ID:0GT2MdEX0
怪異じゃない……のか。
なら、火憐は何であんなぐれちゃったんだよ!
その後、忍に助けを求めようとしたが、それ以降影の中から返事が返ってくる事は無かった。
772: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:24.11 ID:0GT2MdEX0
ファイヤーシスターズの参謀担当。 それに火憐と仲がかなり良い月火に聞けば、何かしらは分かるだろう。
この家の中で火憐の事を一番知っているのは、間違いなくあいつだ。
との結論を出し、僕はトイレから出ると(一応、忍び足で)そのままの足でリビングへと向かった。
773: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:54.70 ID:0GT2MdEX0
暦「おーい。 月火ちゃん」
ソファーにいつもの様にだらしなく寝そべる月火を見つけ、声を掛ける。
月火は一度、僕の方に顔を向け……向けて。
774: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:57:27.84 ID:0GT2MdEX0
と、僕が月火の前に回りこみ、顔を覗き込みながら話し掛けると、月火はソファーから立ち上がり。
月火「……ちっ」
舌打ちをして、リビングから出て行った。
775: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:00:20.24 ID:0GT2MdEX0
えーえーえー。
マジで!?
あのいっつも兄ちゃん兄ちゃん言ってる火憐が!?
776: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:02:42.19 ID:0GT2MdEX0
時間経過。
僕は現在外出中である。
あのぐれた妹達とは、とてもじゃないが居辛いので。
777: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:04:46.37 ID:0GT2MdEX0
つうか、火憐ちゃんはすげー分かりやすく怒ってたけど、月火ちゃんの切れ方怖すぎるだろ。
マジさ、あんな可愛い見た目なのに、あの舌打ちとか本当にびびるぜ。
それには多分、何か原因があるのだろうけれど。
778: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:06:40.31 ID:0GT2MdEX0
やばい。 僕はこれから、あの二人にびびりながら暮らさないといけないのかな。
いやいや、そんなマイナス思考では駄目だ。
そんな諦めの姿勢でどうするんだ、阿良々木暦。 これは多分、僕にしか解決できない事だ。
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