772: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:24.11 ID:0GT2MdEX0
ファイヤーシスターズの参謀担当。 それに火憐と仲がかなり良い月火に聞けば、何かしらは分かるだろう。
この家の中で火憐の事を一番知っているのは、間違いなくあいつだ。
との結論を出し、僕はトイレから出ると(一応、忍び足で)そのままの足でリビングへと向かった。
773: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:56:54.70 ID:0GT2MdEX0
暦「おーい。 月火ちゃん」
ソファーにいつもの様にだらしなく寝そべる月火を見つけ、声を掛ける。
月火は一度、僕の方に顔を向け……向けて。
774: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 13:57:27.84 ID:0GT2MdEX0
と、僕が月火の前に回りこみ、顔を覗き込みながら話し掛けると、月火はソファーから立ち上がり。
月火「……ちっ」
舌打ちをして、リビングから出て行った。
775: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:00:20.24 ID:0GT2MdEX0
えーえーえー。
マジで!?
あのいっつも兄ちゃん兄ちゃん言ってる火憐が!?
776: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:02:42.19 ID:0GT2MdEX0
時間経過。
僕は現在外出中である。
あのぐれた妹達とは、とてもじゃないが居辛いので。
777: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:04:46.37 ID:0GT2MdEX0
つうか、火憐ちゃんはすげー分かりやすく怒ってたけど、月火ちゃんの切れ方怖すぎるだろ。
マジさ、あんな可愛い見た目なのに、あの舌打ちとか本当にびびるぜ。
それには多分、何か原因があるのだろうけれど。
778: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:06:40.31 ID:0GT2MdEX0
やばい。 僕はこれから、あの二人にびびりながら暮らさないといけないのかな。
いやいや、そんなマイナス思考では駄目だ。
そんな諦めの姿勢でどうするんだ、阿良々木暦。 これは多分、僕にしか解決できない事だ。
779: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:07:08.61 ID:0GT2MdEX0
とりあえずの案だけれど。
壱……妹達には、常に敬語で話す。
弐……お風呂は必ず先に譲る。
780: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:08:13.85 ID:0GT2MdEX0
……後ろ向きすぎるわ!
どう考えても、前向きにならねえぞこれ!
暦「……はあ」
781: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:08:43.07 ID:0GT2MdEX0
まず、するべき事を考えるかな。
うーん。
考えられるのは。 いや、真っ先に考えるべきこと、か。
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