785: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:10:58.46 ID:0GT2MdEX0
自信満々に言う月火。
無い胸を張るんじゃねえよ。
けど、案を考えていたのは褒めてやろう。 優しいなぁ、僕。
786: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:12:06.75 ID:0GT2MdEX0
暦「やだ」
それに返す僕の速度も、中々目を見張る物だった。
てか、何が楽しくて朝っぱらから妹と二人でトランプなんてやらないといけないんだよ。
787: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:12:33.43 ID:0GT2MdEX0
暦「まあ、やらないけどな」
月火「よし、分かった。 じゃあ、今からお兄ちゃんのエッチな本をゴミに出してくるよ」
暦「はは。 僕がお前に見つかる様な場所に隠すと思うか? ハッタリもいい加減にしろよ、月火ちゃん」
788: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:12:59.65 ID:0GT2MdEX0
月火「仕方ないから、机の裏に貼り付けてある本だとか。 後は辞書の中身をくり抜いて仕舞ってある本だとか。 そっちだけで我慢してあげるよ」
ばれてるじゃん!! 僕のプライベート丸分かりじゃん!!
暦「は、ははは。 し、しかたないなぁ。 月火ちゃんがそこまで言うなら、やってあげない事も無い……かな。 はは」
789: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:13:29.03 ID:0GT2MdEX0
暦「それはそうと月火ちゃん、火憐ちゃんはどうしてるんだ?」
月火「よっ……え? 火憐ちゃん?」
暦「うん、火憐ちゃん」
790: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:14:15.63 ID:0GT2MdEX0
月火「寒いからこそ、じゃない? 火憐ちゃんらしいよ」
そうだな。 火憐なら多分、そう思ってる所だろう。
お、ババを引いてったな。 ざまあみろ。
791: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:14:42.18 ID:0GT2MdEX0
そして、そんな罠に引っ掛かる僕でも無いがな!
暦「そりゃ、お疲れ様のありがとう」
真似してやった。 いつかの月火の真似。
792: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:15:23.58 ID:0GT2MdEX0
そんななんとも言えない空気が場に流れた時、その空気を壊してくれる、なんとも有難い奴が来た。
火憐「たっだいまー。 っと、なんだ、トランプか?」
我が家で一番熱い奴、阿良々木火憐がジョギングから無事、帰還した様である。
793: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:15:59.24 ID:0GT2MdEX0
と格好付けてみたのにも理由がある。
僕の手札は残り二枚。
月火の手札は残り三枚。
794: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:16:32.83 ID:0GT2MdEX0
しかし、僕には作戦がある。 ふふん。
やがて、月火がカードを一枚持っていく。
当然、そのカードはペアとなり、月火の手札は残り二枚。
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