過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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792: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:15:23.58 ID:0GT2MdEX0
そんななんとも言えない空気が場に流れた時、その空気を壊してくれる、なんとも有難い奴が来た。

火憐「たっだいまー。 っと、なんだ、トランプか?」

我が家で一番熱い奴、阿良々木火憐がジョギングから無事、帰還した様である。
以下略



793: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:15:59.24 ID:0GT2MdEX0
と格好付けてみたのにも理由がある。

僕の手札は残り二枚。

月火の手札は残り三枚。
以下略



794: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:16:32.83 ID:0GT2MdEX0
しかし、僕には作戦がある。 ふふん。

やがて、月火がカードを一枚持っていく。

当然、そのカードはペアとなり、月火の手札は残り二枚。
以下略



795: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:16:59.61 ID:0GT2MdEX0
月火「はっはっは! 残念だったね、お兄ちゃん」

何勝ち誇ってるんだよ、まだ勝負は終わっちゃいねえぞ!

暦「まだ分からねーぜ、月火ちゃん。 お前が負ける可能性だって、十分にあるんだよ」
以下略



796: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:17:37.11 ID:0GT2MdEX0
月火「おやつのケーキだよ。 お兄ちゃん」

暦「別にいいぜ。 僕は負けても、昨日の分も合わせてもう一個あるし、問題ねえからな」

月火「甘いね。 お兄ちゃんはその二個とも賭けるんだよ」
以下略



797: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:18:04.84 ID:0GT2MdEX0
月火「だから、私は火憐ちゃんの分のケーキも賭けるのさ!」

火憐の分?

はあ? おいおい、こいつ本気かよ。
以下略



798: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:18:34.52 ID:0GT2MdEX0
今日は月火の奴もなんか強気だし、火憐の奴も妙にノリが良い。

暦「オーケー。 その賭けは成立だ、月火ちゃん」

月火「よし、じゃあ負けた方が、相手にケーキを二つ献上。 成立だね」
以下略



799: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:19:03.53 ID:0GT2MdEX0
この一枚、これこそがババである。

普通に持っている方のカードは当たり。 すなわち、こっちを引かれれば僕の負けだ。

月火の性格からして、恐らく僕の事は疑ってかかっているだろう。
以下略



800: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:20:05.06 ID:0GT2MdEX0
月火「んー。 なんだか、負ける気がしないよ、お兄ちゃん」

暦「ふっ。 それは勝ちが確定してから言うべきだな」

月火「もう確定している様な物だもん。 そりゃ言うよ」
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801: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 14:20:59.86 ID:0GT2MdEX0
月火「ほらね? ケーキありがとうお兄ちゃん」

な、なんだと。

おかしい、月火がそっちのカードを引くなんて。
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