841: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:07:28.36 ID:0GT2MdEX0
仕方ない。 帰りになんか、美味い物でも買って行こう。
さすがに僕も、今のままの状態が続いたら泣いてしまいそうだ。
あいつらの前では、滅多な事が無い限り泣かないけどな。
842: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:07:56.22 ID:0GT2MdEX0
偶然。
必然。
いや、どちらでもないか。
843: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:08:29.90 ID:0GT2MdEX0
暴力陰陽師、影縫余弦。
影縫「おーおー。 誰かと思えば、鬼畜なお兄やん」
何してるんだよ、この人。
844: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:09:05.10 ID:0GT2MdEX0
影縫「うちがどこに居ようと、勝手やろ? ちゅうか、おどれ、おどれは何しにこんな所におるねん」
確かにそうかもしれないが、この人が居るってのは、あまり好ましい状況で無いのは間違いない。
暦「あ、僕は……何と言うか、家に居辛いと言うか」
845: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:09:30.26 ID:0GT2MdEX0
影縫「ちょいちょい」
と、言いながら僕を手招き。
手招きするだけで、これほどの恐怖を与えてくる人ってのも中々いねえよな。
846: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:09:59.31 ID:0GT2MdEX0
影縫「とりゃ」
影縫さんはそんな可愛らしい掛け声を掛け、僕の胸にストレートを放ってくる。
やべえ、死んだこれ。
847: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:10:48.23 ID:0GT2MdEX0
影縫「なるほどな。 大体の事情は分かったわ」
え、テレパシーか何か使えるのかよ。 この人。
影縫「まー。 うちから出来るアドバイスなんて、無いも同然やけど」
848: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:11:31.42 ID:0GT2MdEX0
影縫「かっかっかっ。 心当たりとかは、ないんけ?」
暦「……今日一日、あそこの公園で考えて、思い当たる事が一つありました」
影縫「ほお。 んで、それは?」
849: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:12:21.42 ID:0GT2MdEX0
暦「だから、帰りに何か買って行ってやろうかなって。 それで、機嫌が戻るかは分からないんですけど」
影縫「まー。 その気持ちは大事やと思うで」
影縫「けどな、鬼畜なお兄やん。 おどれの妹さん達は、そんなの大して気にしてへんと思うで」
850: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/23(火) 15:12:50.15 ID:0GT2MdEX0
なーんて。 そんな事を影縫さんはさっき言っていたのだけれど、帰ったら即、殴られかねない。
まあ、でも。
いつまでも外でぶらぶらしている訳にも行かないよなぁ。
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