142: ◆yw3Rx1mcUk[sage saga]
2013/04/06(土) 23:26:00.81 ID:tCxtur5h0
少し、時間を遡る
インターハイ、抽選会場
久「ふう、抽選時間に救われたわ。集合のアナウンスが無かったら危なかった」
洋榎「全くやな。あんなに集まったら迷惑っちゅうもんや」
久「……なんで自然に隣にいるのよ」
洋榎「つれないわー。高校同士の温かい交流やで?仲良くしようや」
久「あんな大勢に『聞きたいことがある』って迫れらた後に交流は難しいわね」
哩「そうやね。人間目的のために自分見失うこともあるってことね」
久「……頬を染めて一番自分見失ってたのは誰かしらね」
塞「さすがに今は聞かないから安心してね」
久「当然よ。あ、そろそろ抽選始まるわね」
哩「じゃ、決まったとこに行くか」
塞「私もね」
洋榎「そか、なら今やな」
久「……何?」
洋榎「身構えんでもええ。自分、Kちゃんぬいぐるみって知ってる?」
久「え?知ってるけど」
洋榎「それのモデルが自分の高校におるってみんな思っとるんや」
久「……あー、開会式の?」
洋榎「それや。で、みんなお近づきになりたいっちゅーことや」
久「それでか……」
洋榎「その反応……ほんまに自分とこにおるな?」
久「隠しても無駄ね。ええ、彼はうちの1年生の部員よ」
周り(!!)
洋榎「ほう……周りもみーんな聞いたみたいやで?ええんか?」
久「もういちいち聞かれるのが嫌なのよ」
久「ほら、あなたの番よ」
洋榎「おっと」
久「もうすぐ私かしらね」
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