過去ログ - ハニー・ポッター「『私は、嘘をついてはいけない』……?」
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◆GPcj7MxBSM
[saga]
2013/04/08(月) 14:39:05.75 ID:WYtPj9w30
アンブリッジ「杖はおしまいになりましたわね?鞄は閉じましたかしら?片手にくるくるともてあそぶのは、だらしない前髪だけになさいね♪」
ハニー「……誰がだらしないのよ誰が。傷のせいで伸ばしてるだけよ……」
ロン「あぁハニー、ありゃきっと僕に言ってんだよ。何せ僕の前髪ときたら、ほら!こんな風に、ほら!ま、マーリンの髭レベルにうぎぎぎぎ」
ハーマイオニー「抜けるわよおじさまが悲しむからやめなさい」
アンブリッジ「おしゃべりはおやめなさい? さっ、まずは黒板をごらんになって?」
サッ
『 闇の魔術に対する防衛術
基本に返れ 』
ざわざわ ヒソヒソ
ロン「基本?ハニーの下ってことかな」
ハーマイオニー「あなた基準のホームポジションにしないの」
アンブリッジ「みなさんはこれまで担当教授の変更によって、毎年度バラバラな内容の授業を受けられていたことと思いますわ。それも、多くが魔法省指導要領に従っていない、程度の低い、到底『OWL』を受けうるに値しないレベルのものを」
ザワザワザワ
ラベンダー「そ、そんな、それじゃ私たちこの科目の『OWL』は、どうなっちゃうの……?」
ハーマイオニー「……リーマスがいた当時いい先生だって言ってたミーハーさんがなにを」
ロン「ウォッホンロックゲホンハート! うん?なんだいミーハーオニー、おっと、ハーマイオニー、何か言った?」
アンブリッジ「ご安心なさい、わたくしがこの科目を受け持つことになった以上、今年は慎重に構築された『理論』中心の魔法省指導要領どおりの防衛術を学んでまいりますわ。さっ、こちらを書き写してくださいな」
『1.防衛術の基礎となる原理を理解すること
2.防衛術が合法的に行使される状況認識を正しく偽りなく誤魔化すことなく理解し頭に叩き込み反芻し末代まで語り継げるようになること
3.防衛術の行使を、実践的な枠組みに当てはめること 』
ハニー「……二番目が誰の何に対してか一目瞭然だわ」
カリカリカリカリ カリ
アンブリッジ「本来ならその『身』に覚えこんでいただきたいところなのですが、今日はノートへでよろしいですわ。さっ、みなさんこちらを正しく理解できたのならば、ウィルバート・スリンクハードの『防衛術の理論』をお出しになって。5ページ第一章、『初心者の基礎』をお読みなさい。始めっ♪」
オェッ うっぷ
ザワザワザワ ヒソヒソ
ディーン「……五年生なのに、基礎ぉ?」
ネビル「……うーん、この本の内容、ぜんぜん……難しいんじゃなくて、頭に入らないっていうか……ビンズ先生の授業みたいだ……ふわぁ」
ロン「……うわ、だめだ、僕最初の五行でマーリンの髭だ。なんだろこれ、何が言いたいんだ一体全体」
ハニー「……この本って、ねぇ、ハーマイオニー……ハーマイオニー……?」
ハーマイオニー「……はいっ、先生」
アンブリッジ「……」
ザワザワザワザワ
ヒソヒソヒソヒソ
ネビル「で、でたー!ハーマイオニーの天井を突き破らん勢いの挙手だーーー!」
ディーン「あれを無視できた猛者はスネイプくらいのもんだよな!ハニーの笑顔には負けるけど!」
ロン「あったりまえだろそれって僕らの生きる理由そのものだからな。おいおい、何をしようってんだ……?」
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