過去ログ - ハニー・ポッター「『私は、嘘をついてはいけない』……?」
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260: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/04/11(木) 12:57:04.36 ID:2dmsFi950
木曜深夜

アンブリッジの部屋

ハニー「『私は嘘をついてはいけない』……っ」

シュゥゥゥゥゥゥッ スゥゥッ

ハニー「っ、『私は、嘘をついてはいけない』」

シュゥゥゥゥゥゥッ、スゥッ

ハニー「……『私は、嘘を――」

シュゥゥゥゥゥゥッ スッ……

ハニー「……(切り刻まれるような痛みのあと、いつもならすぐに治っていく感覚があるけれど)」

ハニー「……(だんだん、残ってしまっているようだわ……)」

ハニー「……」

サッ

『私――をつい――な―』

ハニー「……もう、ほとんど」

アンブリッジ「あーらあら、もうすこーしといったところですわね」

ハニー「っ! 覗き見るなんて、いい趣味とは言えないと思うのだけれど」

アンブリッジ「女の子同士なのだから固いことおっしゃらないことですわ♪」

ハニー「…………」

アンブリッジ「さてさて、そうですわね。明日、あなたは何かご用時がおあり。前にそうおっしゃっていましたわね?」

ハニー「! えぇ、そうなの、そうなんです。クィディッチの選抜が……」

アンブリッジ「でしたら、明日はみっちり最後の仕上げといきますわ! そうすれば言葉の意味がもっと深く『刻まれる』、そうでしょう?」

ハニー「っ、〜〜っ」

アンブリッジ「あらあら、ペンダコがつぶれてしまいますわよミス・ポッター?癇癪ですの?お嬢さん?」

ハニー「……何でも。それじゃ、せんせい。また明日」

アンブリッジ「えぇ、楽しみにしていますわ♪」

バタンッ

ハニー「……っ!っ!世の中に、スネイプより!嫌な教師が、いるだなんてね……!私よりもすばらしい人間なんていうのは、いないでしょう、けれど……!」

ツカッツカッツカッツカッ

ハニー「大体、あの女は……!裁判のときから……!」

ツカッツカッツカッツカ

ハニー「卑しい、あぁ、人にこんなこと言いたくないけれど、もう頭に、もう!も……きゃぁ!?」

ドンッ!

ロン「おわっ!?ご、ごめんよ……は、ハニー!?本当にごめんなさい君にぶつかるなんて僕は豚失格だ豚以下の家畜だごめんなさいヒンヒン!!!!」

ハニー「い、った……ロン、あなたどうして、ここに」

ロン「あ、いや、僕はその……いや、うん?むしろ、ハニー?あー、君こそどうしてここに?だってここ、アンブリッジの部屋から寮に戻る道とは全く……」

ハニー「……」

ロン「そうだったね、あぁ。考え事して歩くととんでもない方向に歩き出すんだったね君ってもうどこまで僕らをとりこにしてくれれば痛い!ありがとう!ヒンヒン!!」


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