過去ログ - ハニー・ポッター「『私は、嘘をついてはいけない』……?」
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269: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/04/11(木) 14:23:10.91 ID:2dmsFi950
アンブリッジの部屋

ハニー「……」

アンブリッジ「ミス・ポッター?手が止まっていますわ?」

ハニー「……ごめんなさい、先生」

アンブリッジ「お外に何かおあり?おーぉ、もしかして吸魂鬼ですの?おそろしいですわ、あなたお・と・く・い・の!守護霊で追い払ってもらわないといけませんわね♪」

ハニー「……そうなるととっちめられるのはまず間違いなくあなたからでしょうけれど」

アンブリッジ「なにか?」

ハニー「いいえ、先生」

アンブリッジ「よろしい♪さっ、無駄口をたたかず手を動かしなさい?」

ハニー「……『私は嘘をついてはいけない』……」

シュゥゥゥゥゥッ

ハニー「っ……『私は嘘をついてはいけない』」

シュゥゥゥゥゥッ

ハニー「『私は、嘘を、ついてはいけない』……っ、ぁ」

シュゥゥゥゥッ ツーッ

ハニー「っ……血が、滲んで……」

ハニー「痛くなんて、ないわ……っ、集中、集中、気をそらして……クィディッチは、どうなってるかしら……」

ハニー「アンブリッジは……」

アンブリッジ「♪ この角度ですわね」

ハニー「……鏡相手にリボンの位置を見てるわ……どこでも一緒でしょう、飛んでいかないように押さえていれば。とにかく今なら、窓の外をみていても平気ね」

ハニー「……眼はいいわ、私だもの……ゴールポストの前……クァッフルを持ってるのは、あの飛び方は、きっとケイティね。キーパーのテストが、始まったんだわ」

ハニー「……一人目……ダメね、二人目もてんで……三人目は、えぇ、なかなか……あれがロンだといいのだけれど」

アンブリッジ「ポッター?ミス・ポッター?手が止まっているようですが?」

ハニー「! あー……外に、ハエが……」

アンブリッジ「どこですの!?どこ!?    オホン。なんでもありませんわ♪」

ハニー「……つっこまないわ、つっこむもんですか」


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