過去ログ - ハニー・ポッター「『私は、嘘をついてはいけない』……?」
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/08(月) 00:34:59.55 ID:m1pYuOXi0
トントントントン
 ザクザクザクザク グツグツ

ロン「ハニーの材料を切る手さばきの鮮やかさったらないよねヒンヒン!」

ハニー「えぇ、そうね。一流シェフも顔負けね?」

ロン「あぁそりゃもう!それであのスナッフルの胃袋も鮮やかに掴むってわけで痛い!ありがとう! それに比べて、さぁ……」

ハーマイオニー「あと、五センチ……なにかしら、ロナルド」

ロン「な、ナイフ握りながら凄むなよ。君は定規まで取り出してバカ丁寧に、さぁ」

ハーマイオニー「正確さは大事だわ!それに、あー、ハニーのやり方を否定する気はないけど、私はそれでいつも成功しているもの!」

ロン「はいはい、まだロクに材料刻む段階まで行ってない僕が口出ししてすみませんでしたね、っと。ハニーはもう材料投げ込んで攪拌するとこかい?」

ハニー「えぇ、あなたも早く追いつきなさい?さっきはあぁ言ったけれど、私、あなただけ来年ここの教室にいないのは、やよ。ここの椅子、格別に冷たいのだもの」

ロン「ヒンヒン!もちのロンさハニー!よぉーし!月長石だっけ!?こいつを入れればいいんだね!?」

ハーマイオニー「落ち着いてまずはそれを粉末にするの落ち着いて。割ってからよ、もう」

ロン「君の硬い頭とか?  あ、いや、悪かったよ、ほら、落ち着こうよ、ほら、ナイフはおこうよ頼むからさ、いや、だからって杖とらなくても……!」

ハニー「固いのはどちらの意地もだけれどね……さて」


ヒソヒソヒソ

ハニー「……授業中でも、意地でも噂するのね、こっちも」

ヒソヒソヒソ

 「いい神経してるよな」
「普通学校に戻れるか――」
  「まったくだ」
 「フォイ」

ハニー「一際うるさいのがいるけれど、相手にもしないわ……さっ、材料、を――」


「――セドリックをどこかにやったのも、きっと」


ハニー「っ!!!   あっ」

ポンッ!  シューーーーー モクモクモクモク

ハニー「……」

ロン「あれ?鍋から煙、あぁハニー!君ったらもう完成したんだねハニー!見せてくれるかい君に魅せられたこの豚に君色の薬……」

ハーマイオニー「……あー、えっと、ロン、ほら、あの眼鏡をかければ、赤いわよね」

ロン「だ、だよな!冴えてるよハーマイオニー、ほぉら!スネイプの言ったとおり、あの、ハニー色……」

スネイプ「我輩は一言もそんな単語は発していませんがな。ポッター、これはなんだね」

ハニー「……『安らぎの水薬』」

スネイプ「……どこの工程を飛ばしたら、赤い色の薬がよりにもよってハシバミ色になるのだね?え?よりによって!!」

ハニー「……知らないわ」


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