過去ログ - 雪歩「一緒に歩く道」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:16:54.23 ID:gVb9Xpc80

でも、それもやめよう。

今までの自分とは、もうさよなら。

せめて、せめて。

「萩原さん、大丈夫だから」

だから――笑って?

そう言って私を導いてくれる彼に、せめて応えたかった。

「私、この仕事、受けます」

「平気なの? 犬と、触れ合わなきゃいけないよ?」

「頑張ります。だから――」

見守っていてください。

傍にいてください。

貴方が照らす道を、一緒に歩いてください。

その道は今はまだ眩しいけれど、いつか、きっと。

堂々と歩けるように、頑張ります。

だから、それまで、いつまでも――

「私をプロデュース、してください」

「もちろん、二人でもっともっと強くなろう」

まだ私とプロデューサーとの間には大股で三歩空いているけれど。

想いはきっと、届いたはずだ。



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