26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:57:10.09 ID:gVb9Xpc80
「だって私はプロデューサーのことが――」
「萩原さん!」
プロデューサーが私の声を遮る。
どこか戸惑っている彼の表情を見て、私は覚悟を決めた。
「俺はこれからも萩原さんのプロデュースを続けるよ?」
「……………………へ?」
呆気にとられて、うまく彼の言葉が呑み込めない。
ゆっくり、ゆっくり整理して、理解して。
「〜〜〜〜〜〜っ!」
熱湯に浸かっているかのように体が熱くなってしまった。
「担当アイドルが増えるってことを伝えたかったんだけど……」
ということはプロデューサーはこれからも私のプロデューサーで、私はひとり勘違いして舞い上がってしまっただけで……。
あうぅ……恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいぃ!
穴掘って埋まって……って、今日はスコップを置いてきたんだった……。
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