3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:08:26.76 ID:gVb9Xpc80
「私の所為だから」
「そんなことないって」
首を横に振り、否定。
「全部……全部、私が弱い所為だから」
いつまでも変わることのできない、私の所為だから。
真ちゃんはそれ以上何も言ってこなかった。
それが彼女の優しさで、その優しさに甘えてしまう私は……私は――
■ ■ ■ ■
「本日から、よろしくお願いします!」
新しくやってきたプロデューサーは眼鏡をかけた好青年。
まさに初々しい社会人といった感じで、元気良く自己紹介を終えた。
でも、時々声が裏返っていたり言葉を噛んだりしていて。
緊張して失敗するなんて、なんだか私みたい、なんて思ったけれど、さすがに失礼だった。
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