過去ログ - モバP「小関麗奈のせかいせいふく」
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2013/04/10(水) 14:27:36.04 ID:F6XEZBLu0
夢を描いて、望んで、憧れて。
それらはどこから来るのか、ようやく分かった。
普通の人が届かない夢を掴んだからこそ、特別なのだと。
その特別が存在するからこそ、自分もと、憧れるのだと。
そして、失敗して、彼女らに自分を重ねて夢を描く。
だから…アイドルは、特別な存在になりえるんだ、って。
それに気付いたとき…教室の後始末も忘れて、廊下を走った。
途中で先生にぶつかって、怒られもした。それどころじゃない。
夢を手に入れた途端に、それが一気に崩れ去った。
特別な存在になりたい。そう考える理由にも気付いた。
…アタシも、無意識のうちに、自分を普通の存在だと思っていたから。
それに気付いたとき…アタシは、泣いていた。
自分は特別。他の人とは違う。レイナサマは特別な存在。
それこそ…そう思うことこそが、普通の事なのだとも、気付いた。
…そして、このように現実を知って…涙を流すこと、それすらも。
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