過去ログ - モバP「小関麗奈のせかいせいふく」
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2013/04/12(金) 11:44:53.88 ID:Y/hiv0Xm0
終わってから、選考員が何か言っていたようだった。
けど、もうレイナサマには関係ないのよ。
アタシの事はアタシで決めるんだから。
91: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 11:45:31.42 ID:Y/hiv0Xm0
学校も何もない休日に絞って、アタシはプロダクションに応募し続けた。
どこでも、何を言われようとアタシは揺らがなかった。
アタシを認めさせてやる、そう言い続けた。
92: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 11:45:59.35 ID:Y/hiv0Xm0
あと３件。
あと３件受けて、通らなければ、もう後が無い。
けど…アタシは諦めない。そう。まだあと３件も残ってるんだから。
93: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 11:46:46.00 ID:Y/hiv0Xm0
結果は想像通り、散々なものだったわよ。
２件目で追い出されそうになった。
最後まで言いたいことを言ってから帰ったけど。
94: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/12(金) 11:51:46.73 ID:Y/hiv0Xm0
ここから即興での投稿になります。
95: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 12:18:57.52 ID:Y/hiv0Xm0
悲しい顔のアイドル候補生たちの表情に光が戻っていた。
ここを受けてみよう。今度、応募してみる。
そんな声があがっていって、アタシもその１人になったわ。
96: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 12:37:12.99 ID:Y/hiv0Xm0
その翌週、オーディションの当日。
立地のいい所にあったから、すぐに見つけた。
表にはオーディション会場、と書かれた看板があって。
97: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 12:54:52.78 ID:Y/hiv0Xm0
既に何十人もの候補生がそこにいた。
部屋に入りきらなくて、レッスンルームのいくつかも開けていた。
でも、あそこには鏡もあるし、みなも不平不満はなさそうだった。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/12(金) 12:57:06.54 ID:w53j/4+qO
きてるー！みてるぞ！
99: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/12(金) 13:00:12.06 ID:Y/hiv0Xm0
『こんにちは』
アイツの第一声はそれ。
本当に面接官だなんて、とても思えなかった。
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