過去ログ - 男『………って事かな』吸血鬼『は?』
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154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/18(木) 17:44:30.45 ID:RtXmAsML0


「待ちな!」


大佐は手を二人の方へ突き出した



「クッ………!」

「御預けなんてい〜や〜だ〜」


今にも人々を殺しにかからんとしていた吸血鬼と少佐が止まった。幸い二人にまだ理性は残っているらしい


「レディース and ジェントルメン」

「このステージに十分過ぎる役者が揃った」

「少しの余興を得て幕は挙がる」

「さて、このステージでテメェらが唄うのは一体何か」

「Phapsodia?Balladia?Canon?Sinfonia?Waltz?Drama?Rondo?Requiem?いや、どれもハズレだ」

「テメェらが唄うのはHallelujahだ、それも、とびっきりの悲鳴でな」

「さぁ唄え!ゴミムシ共!!ブチ殺される前に生きてる事を讃美しなッ!!」


大佐はスーツに仕込んでおいたピンポン球サイズの爆薬を一瞬で全ての指の間に二つずつセットして、これ見よがしに人々や教祖に見せつけてニヤリと笑う


「Rock'nRoll!!!」


大佐は手に持った爆薬を教祖を除く身を寄せ合う残り34名に向けて投げ付けた

爆薬が八個同時に人々の真ん中で爆発する。爆発の規模は一個の時とは違い格段に大きくなり、10人以上の体がまとめて吹き飛んだ


「アァァァァアアッ!」

「ギャアアァァァァ!!」

「うわあぁぁぁ!」


爆風と衝撃で人々から悲鳴が上がる。血が爆散し、臓器が宙を舞い、骨が砕け散り、死体が倒れて、しどろもどろのまま人々は怯えながら銃を構えて戦闘が始まる


「教祖はまだ殺すな!他は殺れッ!!」

「ヒャッハッ!」

「がアアあァぁァァぁッ!」


御預けをくらっていた少佐と吸血鬼が指示を受けて動き出す





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