過去ログ - 男『………って事かな』吸血鬼『は?』
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2013/06/09(日) 11:08:57.32 ID:DdC4r0hN0
『When The world keeps trying, to drag me down
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2013/06/09(日) 11:13:26.64 ID:DdC4r0hN0
『何て言うかよ、俺らの運がどうこうしたっつー奇跡ってよりも、あいつらがどうにかしてくれた結果、こんな奇跡をブチかましたってのが合ってると思うぜ』
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2013/06/09(日) 11:19:36.72 ID:DdC4r0hN0
『こう……普通にリロードするよりも、腕をクロスしてクイックリロードする方がかっこいいじゃない』
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2013/06/09(日) 11:22:20.26 ID:DdC4r0hN0
『本っ当不思議ね〜こんななのに上手くいってるなんてね』
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2013/06/09(日) 11:29:38.73 ID:DdC4r0hN0
目が覚めた。辺りを見回すと、よく見慣れた光景が見え、背中に当たるクッションの感触もよく知っているものだった。大佐は、いつの間にか自分のオフィスのイスで、メガネも外さないままで眠ってしまっていた
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2013/06/09(日) 11:32:14.07 ID:DdC4r0hN0
いつもこの感じがする。頭で死んだと分かっていても、心は理解出来ていない。だが、不思議と哀しみは感じない。それは、ただ現実感がないだけだった。そして、自分の中で何がゆっくりと麻痺していくのを、ただ一人感じて生きる。それを何度も何度も経験してきた。そればっかりを味わってきた。辛いようで哀しいのか、よく分からない感情が込み上げる
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2013/06/09(日) 11:34:41.14 ID:DdC4r0hN0
「………なあ」
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2013/06/09(日) 11:36:25.44 ID:DdC4r0hN0
「これで良かったさ」
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2013/06/09(日) 11:38:04.97 ID:DdC4r0hN0
中佐は分かっていた。大佐の気持ちが、自分には理解出来ない事を
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2013/06/09(日) 11:39:49.50 ID:DdC4r0hN0
とても不格好で、恐ろしく不完全な存在であるからこそ、人間である。そうだとしても人間は、自分の意志で、最期の時まで生き様を示す。そうであるから、自分という存在を見失わずに前へと進み、生きていく。だからこそ、人間は素晴らしい
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