過去ログ - 終"私は貴方が嫌いだけれどね"
1- 20
7: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:37:13.94 ID:hv1LvJ230
男「米の準備はできたよ。そっちはどう?」

女友「順調だよー」

女「手を止めない」タンタンタンタンタン

女友「もうすこし柔らかーく料理したらいいのに」

女「ええ、お肉を柔らかくするポイントはある意味一瞬よ」

女友「気合入ってるねえ。仕方ないか、彼への初手料理なわけだし」

女「そんなことは関係ないわ」

女(前回のバレンタインでは無様にも男くんに負けてしまった。ここで失敗はしてられないわ、私の自尊心のためにも)

男「女さんの作った物なら雑巾汁の入ったカレーでもご馳走だよ」

女「やめて、うっかり毒物を混入してしまいそう」

女友「持ってるの!?」

男「ちょっと友人の様子見てくるよ」

女「釣れるまで帰ってくるなと伝えてちょうだい」

■□■□■

男「調子はどうだい、友人。そうそう、女さんが釣れても帰ってくるなだって」

男友「俺ここに捨てられたのか」

男「はは、冗談だよ。今のは僕の本音」

男友「より心を抉られたっての」

男「どう? 釣れそう?」

男友「二匹釣れた」

男「流石友人、魚を釣るのはお手の物だね」

男友「お前ちょっと女さんに似てきたな。そこはかとなく毒混じりだ」

男「そんなことないって、思い出してごらんよ。ほら」

男友「……ほんとだ、お前の口調ってキツめだったわ」

男「笑って済ましてくれるのは友人だけだからね」

男友「いや許さねえから全裸ンガーZ貸してくれ」

男「どうして僕がそれを持ってること知ってるのさ」

男友「そりゃお前、友達だろ?」キリッ

男「色々間違ってるよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/29.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice