85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/10(水) 02:20:10.10 ID:+70i3rvbo
バシャバシャバシャ
大野は必死にもがき、押さえつける腕を引っ掻きなんとか抑えを振り払う。顔を上げ新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込みながら顔をぬぐい後ろを見渡すがすでに誰もいなかった
大野「誰の仕業だったんだ今のは。誰かが潜んでいるのか」
大野は急いで戻ると戻っていた藤木と笹山に今の出来事を話す。ほどなくして杉山も戻ってきた
杉山「でもよーおかしいぜ。俺のエコーズで上空からかなりの範囲を調べたが俺たちの他には誰もいなかった」
大野「でも確かに俺は襲われたんだ」
杉山「藤木、お前本当にあっちの茂みにいたんだろうな」
藤木「ぼ、僕を疑っているのかい。僕は大野君を頼りにしているんだ、そんなことしないよ」
笹山「やめてよ二人とも!私、もうクラスメイトが争う姿を見たくないわ」
杉山「そうだったな、ごめん」
藤木「ごめんよ笹山さん。杉山君、仲直りのしるしに飴をあげるよ。」
藤木が遠足用にと持ってきていた飴を受け取ると杉山は礼を言って口に放り込んだ。藤木から笑みがこぼれた
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