過去ログ - 【安価とコンマで】幻想に走り給うⅡ【幻想入り】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価とコンマで】幻想に走り給うⅡ【幻想入り】

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860: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:37:44.81 ID:7xGM+nS9o

レミリア「吸血鬼だ。吸血鬼だぞ？誰もが恐れ、慄き、敬い、畏怖を持ち、夜を我が物として歩く不死の王だ。それが吸血鬼だ。……それをお前は、驕らず、誰もを平等に扱い、信頼され、あまつさえ人を喰う事を嫌い、何だ。アレか？お前は腑抜けか？」

フラン「お姉様！安藤はそんなんじゃ――！」

以下略

861: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:40:27.65 ID:7xGM+nS9o

　私にカリスマがない、か。それはそうだろう。元は細胞生物なのだ。

　だが、そこを指摘されるとは夢にも思っていなかった。

以下略

862: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:41:00.14 ID:7xGM+nS9o

レミリア「お陰で私の立場がなぁ……」

　そう言って、机にお嬢様は項垂れる。

以下略

863: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:41:55.13 ID:7xGM+nS9o

レミリア「と、兎に角、安藤。貴方はもっと吸血鬼としての自覚を持ちなさい。じゃないと、その内吸血鬼だって事を忘れられるわよ」

パチュリー「……そうね。弁えろとまでは言わないけれど、安藤はちょっとやり過ぎな所があるわ」

以下略

864: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:43:24.80 ID:7xGM+nS9o

レミリア「別に今すぐ治せとは言わないわ。それこそ無理難題でしょうし、周囲に不安感を与えるでしょう。……そうね、五百年も掛ければ大丈夫なんじゃない？」

安藤「……ふふ、それはまた長い様な短い様な」

以下略

865: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:44:19.40 ID:7xGM+nS9o

安藤「……未来永劫、私はフランを愛し通すだろうが」

フラン「私だって、安藤の事大好きでい続けるんだから」

以下略

866: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:44:59.69 ID:7xGM+nS9o

―――――――――――――――――

―――――――――――――――

以下略

867: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:46:22.99 ID:7xGM+nS9o

◇

「――なんてことも、ありましたな」

以下略

868: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:47:20.43 ID:7xGM+nS9o

「……貴方の役目は、わかってるわね？」

「ええ。自覚したのは此処に来てからですが、その為に私は生まれて来たのならば」

以下略

869: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:48:50.30 ID:7xGM+nS9o

レミリア「貴方の大切な存在を、如何なる手段を使ってでも守り抜きなさい。そして、その敵を何をしてでも倒しなさい」

安藤「ハッ」

以下略

870: ◆eohhG1Orlc[saga]
2013/05/15(水) 15:50:52.93 ID:7xGM+nS9o

　舞台は始まりへ巻き戻される。

　全ては崩れ去り、泡沫の夢へと消えて行く。

以下略

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