39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/12(金) 21:53:49.11 ID:SrtDT1FQ0
:帰り道
上条「(……ダメだ)」
上条「(今まで、自分はそこまで人見知りしない奴だって、思ってた)」
上条「(インデックスが来たときだって。 姫神が来たときだって。 俺は普通に話せてた)」
上条「(なのに、今はどうだ? ちょっと当てられただけで萎縮して。 頭が真っ白になって)」
上条「(不甲斐ねぇ……)」
上条当麻は、説明会に出るといつもこうだった。
とりあえず積極性を見せようと何かしら行動するが、どうしても裏目に出る。
自分の意気込みに対して、どうしても結果が伴わない。
上条「(そういや喋る訓練なんて、受けたことなかったな……)」
下らないジョークで自分を励ます毎日に、彼は辟易していた。
だけれども。打開策はない。突破口もない。
まさに、上条当麻の就職活動は五里霧中の状態だった。
350Res/185.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。