74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/13(土) 20:51:24.75 ID:FlL8onpS0
上条「(自分の、歴史……)」
自分が何者なのか。
分析、という言葉から、つい小難しい定義をしていまっていた。
言い方や考え方を変えてみると、こんなに物事は理解しやすくなるのか。
上条当麻は、改めて彼女が教師なのだと実感した。
小萌「そういえば、シスターちゃんは今どうしてるんですか〜?」
上条「今はイギリスに戻って、あいつにしかできない仕事をしてるみたいです」
小萌「シスターちゃんにしかできない仕事……。 大食いとかですか〜?」
上条「あはは。 まぁ、俺といるよかイギリスにいる方が多く食べれるでしょうね」
小萌「上条ちゃんは海外に行ったことはあるんですか?」
上条「は、はい! イギリスとか、フランスとかには……。 あと、ロシアにも」
小萌「なんと……!? ヨーロッパにロシアですか! 運賃だって馬鹿にならなそうです〜」
上条「色々と事情がありまして……」
小萌「ふむふむ。 それじゃあ、上条ちゃんは海外に行ったことない学生よりも、海外に行ったことがある経験があるという面で、強みを持ってるわけですね」
上条「強み……?」
小萌「はい。 いくら海外に行くことが容易くなった時代とは言え、まだまだ日本人の学生たちは海外へ行く意欲が薄いのです〜」
小萌「国際文化を学んでいるのに、日本でしか過ごしたことがない。 そんな子だって沢山いるはずですよ〜」
上条「海外へ実際に行ったことがあって、国際文化を学んでいることが、俺の強み……」
小萌「正に、その通りです。 他の誰でもない、上条ちゃんだからこそ持ってる強みです」
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