6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/12(金) 19:55:46.39 ID:HQuzEXID0
P「よし、じゃあ俺もやってみよう。ディアン、頼むぞ」
なんと、入学早々にP君は魔法の実演を始めました。
彼のパートナーはディアンという名前のようです。
何も言わずにジェスチャーで会話をしていることから、どうも喋れないようです。
ただ、そんな仕草でも何となく凛々しさが伝わってくるペットです。
うちのルビーもせめて喋らなかったらいいのに。
P「グリーラグリーラ レオノーラ! 名刺よ、大きくなれ!」
レオノーラは物を生みだしたり物を変化させたりするとても便利な魔法です。
これだけ学べば他はいらないと思える程便利な魔法なのですが、皆はあまりこれを使いたがりません。
初級魔法だからでしょうか。
魔法を実行したP君は名刺をA4のコピー用紙程のサイズに拡大させました。
伊織「へぇ…もうレオノーラを使えるのね。なかなかやるじゃない」
P「ありがとう、伊織さん。実は結構練習した甲斐があったよ」
伊織「べ、別にそこまで褒めたわけじゃないわ」
伊織のツンデレは相変わらずです。案外伊織も男性に耐性が無いのかもしれません。
これは私がお姉さんとして、ある程度は教えておかないと、悪い道に進んでしまうかもしれません。
春香「ティンクルティンクル ポッポーレ。 あの紙を燃やせ」
P「……」
P君の気まずそうな表情が気持ちいい。
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