過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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104: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:26:39.07 ID:0wYW71OQo
「おい、ほむらはこんなでも女子中学生だぞ。中学生。あのころの俺や桜子よりも年下なんだぞ?その辺分かっ
てんのかお前」

 夜科アゲハのチョップが望月朧の頭を叩く。酷くいい音がした。

「中学生ならこのくらい平気さ、アゲハ君。それに君だってそんなシャイボーイじゃなわけじゃないだろう?」

「えぇ、そうね分かるわ。だから先を続けて」

 どれだけ私が時を重ねても、重ねられるのは時だけだ。年は重ねられていない。加えて私はそういうものに免
疫が出来ていないのだ。

「ほら朧。今の反応は完全にアウトの奴だぜ」

「最近の中学生ってのはもっと進んでるって聞いていたんだけどな。まさかこんな子がいるなんて。いや、出会
ってしまうなんて!」

「余計なお世話よ!」

「まぁ、その辺は置いておくとして。エクスタシーの後なんだ、問題は。一度過ぎ去ったと思った衝動がもう一
度乗っ取りを始める。この段階で恐らく殆どの凡人が無残にも人ならざる者に落ちるわけだ。何せ、わざわざ油
断させておいてもう一度攻めてくるんだからね。余程じゃない限りまず乗り越えられない」

「それでも、あなたは乗り越えたのよね?」

「そうだね。乗り越えたよ、何度もね。そして最後に声が聞こえるんだ。『おめでとう、選ばれし者よ。ともに
星喰いを始めよう』とね。まぁ、言葉を聞いたこと自体はその場で忘れてしまうけどね」

 忘れてしまう。そういっているのに何故彼はそれを覚えているのだろうか。
 それに、何度も何度も、というのもやはり気になる。


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