過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
129: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:50:37.93 ID:0wYW71OQo
 巴マミと佐倉杏子。二人の間に何が交わされたのか、私は深く詮索していない。
 けれど、恐らく何かがあったらしいことは確かだろう。
 ただ、それよりも問題なのは志筑仁美が動いだことだ。彼女が甘酸っぱい青春を謳歌すればするほど美樹さや
かの負担は大きくなる。
 しかも、全てじゃないとはいえ魔法少女の本体が何かを知ったうえで契約している。それは果たしてどれほど
以下略



130: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:51:38.91 ID:0wYW71OQo
「それじゃあ、巴さんは廃ビル街の方を。まどかは繁華街をお願い。私は大通りの裏手を重点的に見ます」

「そうね、そうしましょうか。鹿目さん、いいかしら」

「はい!」
以下略



131: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:52:38.28 ID:0wYW71OQo
「僕は撮影が終わったところなんだ。ところでほむらちゃん、僕のことは朧さんと呼んでくれ」

「朧さん。それなら少し協力して!私たちの命がかかってることなの」

「それは面白いことかい?それともその君の本体に関係することなのかい?」
以下略



132: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:53:38.92 ID:0wYW71OQo
「巴マミ!しっかりしなさい!!あなたがするべきことはここでこうして震えていることなの!?大事なことを
見失わないで。今あなたがすべきことは何か考えなさい」

 気づけば私は巴マミの頬をひっぱたいていた。

以下略



133: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:54:41.74 ID:0wYW71OQo
 私は巴マミの言葉を聞かずに結界を開き飛び込む。

「朧さん。あなたも一緒に来て!!」

「もちろんだ。こんな面白そうなことは放っておけないよ」
以下略



134: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:55:38.78 ID:0wYW71OQo
 私たちは互いに声をかけあう。
 その声に呼応するように人魚の魔女はこちらに狙いを定める。

「やはり気のせいじゃないみたいだ」

以下略



135: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:56:38.23 ID:0wYW71OQo
 ピンを抜く。
 一瞬の空白。
 辺りに眩いばかりの閃光と金属をかき鳴らしたような高音が爆発する。
 そして、人魚の魔女の攻撃が私へと集中される。
 翼のバーストを展開しつつ両手でデザートイーグルを構え襲いかかる車輪を叩き落とす。
以下略



136: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:57:38.11 ID:0wYW71OQo





以下略



137: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:58:45.67 ID:0wYW71OQo
「ねぇ、暁美さん。あなた知っていたのよね。私たち魔法少女が魔女になるって」

 巴マミの言葉が私に刺さる。そう、知っていたのだ。知っていて黙っていたのだ。もっとも残酷な真実を。

「えぇ。知っていたわ」
以下略



138: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 10:59:38.47 ID:0wYW71OQo
「待って、巴さん。私だってこんな形で真実を知られるのは不本意だった。それに覚悟が出来ていれば私は話す
つもりだった」

「あんたが知っているソウルジェムの秘密ってのはこのことだったんだな」

以下略



316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice