過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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◆FLVUV.9phY
[sage saga]
2013/04/13(土) 08:17:38.74 ID:0wYW71OQo
私、暁美ほむらは今類い稀なる危機に瀕している。
やはりここは状況を整理すべきだろうか。と、とりあえずそうしましょう。
鹿目まどかにインキュベーターが近づかないように四十メートル付近から尾行をしていた。
突如怪しげな気配を感じた私は、鹿目まどかに気づかれないようにしつつ彼女に近寄った。
ここまではよかった。
鹿目まどかは同行していた美樹さやか、志筑仁美と共におなじみのファーストフード店へと入っていった。
インキュベーターの気配は感じられなかったが、なおも怪しい気配が漂っている。
私、暁美ほむらは時間を止め、外から中の様子がうかがえる位置まで移動した。
これが予想以上に悪かったらしい。
十分に辺りに注意して時間を元に戻したつもりだったのだが、水色の髪をして浅黒い肌の女に気づかれた。 この時点で私の危機は決定したらしい。
その女はいつの間にか巨大で禍々しい鎌を携えていた。
いつ出したのかは分からななった。
どうやらそれは魔法で作り出したものではないらしい。
その後、彼女の武器が消えては出現しを繰り返した。
鎖鎌、日本刀、モーニングスター、トンファー、鉄扇、スピア、杖、ククリ、斬馬刀、そしてもう一度日本刀。
一度目と二度目の日本刀は別の物に見えた。
空を裂くような風切り音が私の耳を吹き抜ける。
壁を背にしている私の頬と紙一重の所に鎖鎌が刺さっていた。
私は一目散に時間を止めてその場から離脱した。頭がどうかしているんじゃないのかさっきの女は。
十分に距離を稼げたと踏んだ私は魔法を使うのを止め、手近な段差に腰掛ける。
呼吸を整えるために大きく深呼吸をしていると、またもや風切り音が吹き抜ける。
今度は日本刀だ。場所は丁度、私の足の中央。
ぞっとし、顔を上げると先ほどの女が唇を釣り上げて笑っていた。
うん。私に何も落ち度はなかった。
何も言っていないし何も気に障ることもしていないはずだ。
目が合っただけで襲いかかってくる猟奇殺人犯かなにかだろうか。
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