過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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212: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:20:31.32 ID:/8oqPQCIo
 深さ一メートルほどの水が放射状に広がっていく。その速度は決して速いとは言い難いが、それでも地に足を
つけている魔獣どもを押し流すには十分だ。

「途中で逃げると言いつつ君はいつもこうだね」

以下略



213: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:21:31.65 ID:/8oqPQCIo
「それよりも、あの鳥型の魔獣をどうにかするのが先じゃないかい?」

 その言葉で少女はようやく後ろを振り向いた。

「狩り残しがいたの?」
以下略



214: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:22:35.06 ID:/8oqPQCIo
 冷たい声だった。ぞっとするほど冷たい声だ。それは人を強制的に冷静にさせるほどの何かを秘めた声らしい。
何故ならば先ほどまで青ざめていたはずの少女が、芯を取り戻しているのが見て取れたからだ。

「そっか。うん。じゃあいいや。私は結構満足してるんだ。たださ、一つ伝言を頼まれてくれないかな」

以下略



215: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:23:31.40 ID:/8oqPQCIo
 天城弥勒の力が膨張する。それは樹だった。
 それが放たれる直前に金髪の青年が突如として現れた。

「お二人とも収穫は?」

以下略



216: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:24:37.77 ID:/8oqPQCIo





以下略



217: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:25:32.25 ID:/8oqPQCIo
 爆発、爆発、爆発。
 圧倒的なエネルギーが辺り一帯を粉砕していく。

「おいおいおい、魔獣ってのはもっと骨があると思ってたのによォ! とんでもない思い違いだったぜェ!」

以下略



218: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:26:37.43 ID:/8oqPQCIo
 しかし、どれだけ爆発が魔獣を屠ろうとも魔獣たちの流出は止まらない。

「これってどうなってるわけ?」

 ボロボロの魔法少女に問いかけられた。
以下略



219: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:27:35.54 ID:/8oqPQCIo
 瘴気の流れは止まったが、あふれ出した瘴気がすぐになくなることもないので、爆発音自体は鳴りやまない。
 辺りを埋め尽くすほどにひしめいていた魔獣たちが徐々にその数を減らしていく。

「冥土の土産に爆塵者の終極を味わえ!!」

以下略



220: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:28:35.36 ID:/8oqPQCIo





以下略



221: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/21(日) 12:29:32.76 ID:/8oqPQCIo
 驚くほど澄んだ輝きを放つ白い防寒着を身に着けた魔法少女が雪原をかける。
 両手で握り締めたスレッジハンマーを白のロングコートに青い耳あてとマフラーを纏った赤茶色の髪をした男、
ウラヌスへと叩きつける。

 破壊、単純にそれだけを突き詰めた魔法少女の一撃はいとも容易く阻まれる。
以下略



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