過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
257: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:01:01.86 ID:qxkYAYAJo
「俺は駄目なんだ、こんな小さな町工場一つ満足に切り盛りできないんだ」

 作業着を着た中年の男の人がパイプ椅子に座ってもぞもぞとそんなことを言っています。多分ですけど、この
工場の社長さんだった人みたいです。おじさんの足元には何かの液体が注がれたバケツが置いてあります。

 社長さんと思わしき人の隣には社長さんと同年代くらいに見える女の人がいます。なんとなく、奥さんなのか
なと思えました。その女の人の手には私がよく知っている漂白剤のボトルが握られています。


 ふと、ママの言葉が頭をよぎりました。「いいか、まどか。こういう塩素系の漂白剤はな、他の洗剤と混ぜる
ととんでもなくヤバいことになる。あたしら家族全員、猛毒のガスであの世行きだ。絶対に間違えるなよ」丁度、
ママが見せてくれたのと同じ洗剤が二つ揃っています。

 私はとっさに叫びました。

「駄目!! それはとっても危ないんだよ!! みんな死んじゃうよ!!」

 私は思わず駆け出します。
 でも、その直後に腹部に強烈な痛みがはしりました。

「仁美!!」

 さやかちゃんの叫び声が聞こえます。

「あれは神聖な儀式ですのよ。私たちはこれから素晴らしい世界へ旅に出ますの」

「ふざけんなぁ!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice