過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
34: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:34:38.24 ID:0wYW71OQo
「んで、ここで問題になってくるのが『PSY』の性質だ。単純なテレキネシスで精密な動きが出来ればまぁ、
関係ない話なんだけどな。そんな化け物じみたサイキッカーはほとんどいないから問題になってくるんだ。プロ
グラムを組み込んだ『PSY』を強制終了するには体に大きな負担がかかる」

「それってつまり、不利な状況に陥っているって分かっていても、同じ力をある程度使い続けないといけないっ
てことかしら」

「あぁ、その通りだ。そのまま続けてもジリ貧。打開の一手を打つには体に負荷がかかり過ぎて、そのあとが持
たないかもしれない。しかも最悪の場合、打開の一手すら相手に読まれる恐れがある。そうなればもう消化試合
も同じだろ?」

 単純な力押しなら、からめ手でかき回せる。
 逆にからめ手でかき回して来ればそれを逆手にとって力押しで突破すればいい。
 そうやって戦況を有利に進めるための手段はいくつも講じるものだ。
 そして、それが出来ない状況を考える。
 力で負けている相手に正面から力で立ち向かう。
 巧妙な小細工を仕掛ける相手に、同じように小細工で応戦する。
 つまり、相手に合わせて相手の土俵の上に立つ。勝てるわけがない。
 勝負とはいかに相手を自分の土俵に引き込めるかで、大方の勝敗が決まる。
 少なくとも私はそう思う。
 それは、私の固有魔法とそれについてまわる魔法少女としての力の弱さからくるものかもしれない。

「『PSY』に複雑なプログラムを施すことで一辺倒にならない戦い方を実現することは出来ないの?」

 私は自分の現在の力とこれから来たるべきときに、必要になるだろう戦力を比較しながら夜科アゲハに疑問を
ぶつける。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice