過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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44: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:44:38.49 ID:0wYW71OQo
 何故、彼は私の行動にこんなにも先んじて動けるのだろうか。それほどに彼のバックについている、天樹院エ
ルモアとやらの予知は精度が高いのか。
 けれど、それならそれで好都合だ。まどかたちを騙すのは少々気が引けるがうまくいく可能性の高い方を取ら
せてもらうことにしよう。

「それじゃあ私はまどかたちの方へ向かわせてもらうわ」

「おう」

 私は踵を返して向かいのCDショップへと入る。

 どうしよう。自分から声をかけるべきか、それともどうにかまどかから声をかけてもらうのを待つべきだろう
か。いや、最悪美樹さやかからでもいい。
 とりあえず店の中を一回りしてから気づく。まどかたちまだここにいないわ。

「どうしましょう。あまり音楽って興味がなかったからどこを見ていいか分からないわ。とりあえず、演歌でも
物色していようかしら」

 まどかが好きだったはずのジャンルのCDを探してみる。
 ずらり、と棚に並んだそれらは私にはとても雑然として見える。
 あいうえお順にソートされているはずなのに全く探しやすくなっているように見えないのは気のせいだと思い
たい。
 記憶を頼りにまどかが好きだと言っていた歌手の名前を探してみるが記憶に靄がかかったようでなかなか思い
出せない。これじゃあ、まるで私が棚とにらめっこしているみたいだ。

「あれ?転校生じゃん。おーい、こんなところで何してんの?」

 声、私に対する呼称、このタイミングで私に話しかけてくる人物。そう、美樹さやかだ。
 振り返るとそこには青い髪の少女が立っていた。顔が近い。


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