過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
48: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:48:38.91 ID:0wYW71OQo
 ピクンと、まどかの首が跳ねる。どうやら接触が来たようだった。

「ほむらちゃん?」

「どうしたの鹿目さん?」

 けれど、どうしてかしら。随分と驚き、困惑、そして何より怯えているように見える。

「今、何か、言わなかった?」

「私は何も言っていないわ?」

「今、ね。助けてって聞こえた気がしたの。なんだか、とても弱ってるみたいで。また!ねぇ、一緒に来てほむ
らちゃん!」

 言うが早い、まどかは走り出してしまう。
 慌てて私はまどかを追いかける。
 それにしても、まどかが出会ったばかりのインキュベーターを離そうとしなかった理由がこんな形で分かるな
んて。
 私があの場面でアイツを襲撃していたからこそ、あの反応なわけだ。けど、それならば今回は違う!
 私は見慣れた廃ビルの中を走る。いや、正確にはまどかを追いかけている。
 そろそろインキュベーターと遭遇してもいいはずだ。もしくは夜科アゲハと。
 矢で的を射ったような音が聞こえた。これも、夜科アゲハの力だろうか。だとすれば、音の方向にまどかを進
ませるのは危険極まりない。

 私の考えとは裏腹に、いや予想通りではあるのだけれど、まどかは音の方向へと進んで行ってしまう。

「鹿目さん!こんな得体のしれない音の方に行くなんて危険だわ!一回考え直しましょう?」

 私はとっさにまどかの腕を掴む。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice