過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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56: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:56:37.43 ID:0wYW71OQo
 心地いい日差しが教室に差し込み、授業は滞りなく進んでいく。
 時折、指名されることがあるがそれは私の思考を止める一石にもならない。
 昨日の出来事が頭の中で反芻されていく。もっといい方法はなかったのか。やはり、あれだけはもっと徹底的
に潰しておくべきだったか。インキュベーターとの接触は何としてでも阻止すべきではなかったのか。

 昨夜、巴マミの家でまどか、美樹さやかの両名に魔法少女というものについて説明した。
 インキュベーターを交えて、私と巴マミは二人に願いの重要性、魔法少女とはどんなリスクを持つのか。戦う
覚悟とは何か。そして。

「ソウルジェムとは魂の結晶」

 授業中だというのに私はそんな言葉を呟いてしまう。
 それ以上のことは説明できなかった。
 巴マミの狼狽えようが鮮明に思い出される。友好的な関係が築けていても魔女化の真実を話すのは難しいだろ
うか。
 それでも一応、巴マミの魔法少女体験ツアーに私も同行できるだけマシだと思っておきたい。

「そういえば昼休みに話をするんだったわね」

 私はまどかと一緒に食べる昼食を思い浮かべる。さぞ幸せを噛み締められるだろう。問題は山積みだけれど、
一時くらいは許されるだろうか。


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