過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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8: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:08:38.61 ID:0wYW71OQo
 痛みにのたうつ魔女が男を再度叩き潰そうと襲いかかるが、やはり結果は同じだった。
 あれはなんだ。魔女を自動補足して、切り刻む武器。いや、少し違う気がする。
 私が彼の『力』を分析していると突如、黒い丸鋸の軌道が変わる。
 彼の周りを凄い勢いで回っていた丸鋸は一度空中で静止する。
 直後、直線最短距離で魔女に向かって突き進む。
 二枚の丸鋸が魔女を貫く。
 確実に魔女は倒した。
 魔女を貫いた二枚の丸鋸からはいつの間にか木の枝のようなものが鋭く伸びている。
 そして、それも丸鋸の回転運動に連動して魔女を切り裂く。
 徹底したそのやり方に私は目を見張る。
 敵の胸を撃ち抜いた軍人が、死亡確認のために頭をもう一度撃ち直すようなものだ。
 真っ二つになった魔女の体が結界の中に溶けるように消えていく。そして、同じく結界も閉じる。
 ここで私が声をかけても問題ないだろうか。あの『力』に敵対することに恐怖を感じている。

「出てこいよ。いるんだろ?」

 その声は真っ直ぐ私の居る場所に届いた。
 場所まで正確にばれていることに舌を巻く。不意打ちをかましても勝ち目はなさそうだ。
 私は観念して男の前に姿を晒す。

「えーっと、その顔は魔法少女、暁美ほむらだな。俺は夜科アゲハ。サイキッカーだ。なんつーか、お前を保護
しに来た」

 私の頭に空白が生まれる。意味が分からなかった。


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