過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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14: ◆S3K5UapAso[sage saga]
2013/04/13(土) 14:12:58.02 ID:brQcPtoT0


セブン「接触した星からの情報によれば、調査内容はこの宇宙の知的生命体、そして主要エネルギー源。
    一般的な調査とも、侵略目的とも判断ができていない」

レオ「時空を超えるほどの力や技術を持った存在は数少ない。
   ゼロの件と繋がっている可能性は否定できませんね」

セブン「確かに、気になる点はそれだけではない。
    来訪者は、私も動いた『あの一件』についても調査していたようだ」

レオ「つまり、彼等は―――」

セブン「関連性がわからない以上、憶測でしか語れないな。今はゼロの活躍を信じよう」

レオ「ふむ…」


しばらく考え込んだ後、レオが言葉を続けた。
厳格さを保ちながらも、どこか不安な様子を見せている。


レオ「ゼロが時空を超える力を授かって、一年近く。
   今いる宇宙だけでなく無数の平行宇宙を守ることになり、立ちはだかる敵もより強大になった」

レオ「ゼロ自身も強く成長しましたが、やはりまだ若い。
   …これから先も、全てを抱えて進めるでしょうか?」


全ての次元を監視することは、光の国のウルトラマンを総動員しても不可能な任務。
ゼロの強さを理解しているレオも、それを引き受けた彼の今後が気に掛かる。

一方でセブンが返した反応は、レオと違っていた。


セブン「もしかすると、背負った使命と力を重荷に感じていたのかもしれないな。
    だが、あいつは一人で全てを抱えているわけではない」

セブン「私は見た。ゼロは今、心強い仲間達と共にいる。
    荷物を分け合える存在が傍に居るから、今日まで戦い抜けたんだ」

セブン「辿り着いた旅先でも、新たな出会いがきっとある。
    絆を深め、仲間を作れば、広がった世界の分だけあいつを支える力になる」

セブン「だから心配は無用だ。何もかもが歪んだ世界であっても、ゼロならきっと…」

レオ「セブン――そうですね」


「杞憂だった」とレオは頷き、そしてセブンも頷き返す。
二人は光の国の空を見上げ、息子と弟子の活躍に期待を寄せた。



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