過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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32: ◆S3K5UapAso[sage saga]
2013/04/14(日) 08:59:39.96 ID:CkoA6mCE0


使い魔との小競り合いを続けながらも、結界と外界の境目まで到達した二人。
そこには硬く閉ざされた扉があり、ゼロが押しても蹴りつけても開く様子はない。


ゼロ人間体「悪い、少し下がっててくれ!」


ポケットから先程直したゼロアイを取り出す。
しかし今回はゼロアイを装着せず、半分に折り畳んで扉に向けて構える。


ゼロ人間体「ついでに耳も押さえてろよ!」

少女「ちょっ!?注文多いってば!」


小銃となったゼロアイから一発の光線が放たれ、扉に撃ち込まれる。
ゼロは扉を破壊するべく、畳み掛けるように光線を連射していく。


少女「って、工事まで始まっちゃったよ!」


鳴り響く爆発音が止んだ後、ボロボロになった扉をゼロが蹴破る。
崩れた扉は消滅し、ついに外界への道が開いた。


ゼロ人間体「よし、急ぐぞ!」


ゼロは再び少女の手を取ると、夕日が沈みかけた外界へと彼女を連れ出した。
少女は自分が出てきた建物を振り返るが、その外観は只の廃ビル。

思えば階段があったりと、ビルの面影が感じられたような気もする。
しかし、この中に庭園のような迷路や怪物達が納まっていたとはとても思えなかった。


ゼロ人間体「危なかったぜ」

少女「はぁっ…はぁっ…」


廃ビルから離れた二人は、安全と判断して立ち止まる。
追っ手が来る様子もなく、結界の反応も移動してはいなかった。



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