過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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40: ◆S3K5UapAso[sage saga]
2013/04/14(日) 09:19:07.73 ID:CkoA6mCE0


ゼロ人間体「おっと、これ渡しておかねぇとな」


ゼロはポケットから何かを取り出し、ほむらに手渡す。
それは、ゼロが数日間の戦いで入手したグリーフシードであった。

その数は、杏子に譲った二個を差し引いて五個。
要した日数と比較しても、十分過ぎる収穫である。


ゼロ人間体「朝から晩まで結構戦ったぜ。使い魔も会わせると、もっとだな」

ほむら「順調のようね。感謝するわ」

ゼロ人間体「へへッ」


ゼロは空いた片手で、上唇を軽く擦る。

ほむら「私の方も順調よ。貴方は引き続き、魔女討伐を続けて頂戴。
    今まで通り…この街から魔女を消し去る勢いで構わないわ」

ゼロ人間体「思ったんだけどよ、本当にそこまでやって大丈夫なのか?」

ほむら「全て計画の内よ。何も無策に言ってるわけじゃない」

ゼロ人間体「とはいえ、グリーフシード目当てに縄張り争いまでやってるくらいだ。
      一波乱起きないといいんだがな…」


ほむらの指示を受け、ゼロはこの街で相当数の魔女を倒してきた。
しかし彼は、その行動が魔法少女達の均衡を揺るがすのではと心配する。

原因は、魔女狩りの戦利品・グリーフシードにある。
それはソウルジェムの魔力を回復させる役目を持つ上、倒した魔女から必ず手に入るものではなかった。


ほむら「見滝原の魔法少女は、私を含めて今は二人。然したる影響はないわ。
    気に掛かるなら、支障のない範囲で私達のグリーフシードを提供すればいい」

ゼロ人間体(もう一人…さっきの子か)


ほむらの指す魔法少女がマミであると、ゼロはすぐに察した。
しかし杏子の時と違い、慎重な彼女が説明もなくグリーフシードを受け取るかは、疑問が残る。


ほむら「何れにせよ、魔女の反応を見つけたり、目の前で誰かが魅入られていたとして、
    放っておける貴方ではないでしょう?」

ゼロ人間体「口挟んどいて何だが、確かにその通りだ。見過ごせるわけがねぇ」


ゼロは自分の正義に従い、発見した魔女は一切見逃さずに戦っている。
迷いが生まれようと、その戦い方を変えることは出来ず、ほむらもそれを望んでいた。



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