過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/04/14(日) 23:06:18.74 ID:ZAUwEgln0
日向「つみ…きぃ……」
日向は、こらえていた涙を流す。
それは罪木の死の悲しみだけではない。
間違いなく、どうあがいても、自分の死が避けられないという現実を知った、絶望の涙…。
七海「…ぅ、ひなた、く……」
日向「ごめ、ごめん…七海……おれ、もう…」
苗木「まだ、まだだよ!希望はあるよ!だから!お願い!日向クンまで消えちゃったら…!」
苗木が涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにして、日向の血を止めよう苦心している。
けれど、日向には分かる。分かってしまった。
徐々に血が抜けていく感覚とともに、自分の存在が薄くなっていくことを。
きっと罪木が生きていて、治療をしようとしても、無駄だと。
この槍に貫かれた瞬間に、“日向創の死は確定していた”。
七海「…ゃだ…やだやだ!日向くんが!日向くんが死んじゃう!」
七海が絶対に見せないような大声で泣いている。
涙を流している。
日向は、その姿を見て、少しだけ口元が綻んだ。
日向(ああ…七海は……俺のために、ここまで悲しんでくれる…)
その事実だけで、日向はもう、いますぐに存在が消えてもいいとさえ思ってしまった。
でも、それではダメだ。
残された者に、伝えることがある。
ここで何も伝えず消えてしまったら、残されたものは絶望して、立ち止まってしまうかもしれない。
それだけはダメだ。
日向「な、なえぎ……」
肺から声を絞り出す。
自分の存在を全てを賭けて、伝えるべきことを伝えなくては。
日向「……ごめ、んな…相談…できそうに…ないな……」
苗木「そんなの…!いきてればいくらだって…!!」
日向「…悲しんで…くれるのは…うれしい。……だけど、立ち止まるな…」
霧切「…っ」
江ノ島「日向クンを理由に、ゲームを諦めて放棄するなって事?」
日向「…ああ、むしろ……俺や、つみきの…ためにも……がんばってくれ…」
苗木「…ぅ、く……」
日向「…なな、み……」
日向は、自分の近くで泣き伏せっている少女の名前を呼ぶ。
少女は、涙で腫れた顔をゆっくりと日向に向けた。
日向「ごめんな……守れなくて……」
七海「日向くんの…うそつき…味方だって…言ったのに……」
日向「ああ…俺は、味方だ……だけど、…もう、…どうしようもないんだ…」
七海「…ぅぁ」
日向は力を振り絞り、七海の頭をなでる。
さらさらとした白髪が、日向の血で赤く染まる。
それでも、日向は七海の頭を撫でるのをやめなかった。
日向「……おれたちの…近くに……裏切り者が…いる…」
豚神「…なんだと……?」
日向「…そいつは…俺達の、ことを……」
だけど、その先は続かない。
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