過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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963: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/08/06(火) 19:49:23.17 ID:XNq0KWUd0



霧切「……時間ね」

霧切はポケットから携帯を取り出すと、時刻を確認して、そう呟く。

豚神「集まったのは4人…か」

罪木「待ってください!きっと…九頭龍さんも、七海さんも来ますから!」

江ノ島「それを考慮しての待機時間じゃん。これだけ待っても来ないって事はとっくにお陀仏してるよ」

豚神「江ノ島、口を慎め」

霧切「……でも、そうね。これだけ待っても二人ともくる様子はないし、相手もくる様子はない…相討ちと言った所かしら」

罪木「……っ!」

四人が集まったのは、ほぼ同時。
全員がほぼ同時に扉を開け、お互いの期帰還を知った。
それから1時間近く待ったが、残りの二人がくる様子はない。

罪木「先に行ったって可能性は、無いんでしょうかぁ…?」

霧切「いえ、それは有り得ないでしょうね。この先の扉は1つのパーティ以外がいなくならない以上、開かない。つまり敵であろうが味方であろうが、ここに残る事以外は出来ないはずよ」

豚神「ならばやはり…同士討ちが妥当な線だろうな」

霧切「ええ。狛枝君に辺古山さん、どちらも強敵なはずよ。相討ちでも十分に頑張ってくれたと思うわ」

江ノ島「これ以上待っても仕方ないし、先に進んだ方が良いんじゃない?」

罪木「そう…ですね」

全員がそれなりの傷を負っていたが、それも罪木の才能によってある程度は回復してきている。
ここまで来て引き返すことはできないだろう。

江ノ島「装備の確認……っていっても、あたしはこのナイフ位しかないんだけどなあ!」

霧切「私もそうね。拳銃の弾は無くなってしまったし、ナイフしか無いわ」

豚神「俺と罪木も同じ状況だ。ラスボスに赴くにしては貧相な装備としか言えないが…仕方ないだろう」

罪木「ごめんなさい…私が荷物を奪われたせいで……」

霧切「気にしないで。今更そのことを咎めても仕方ないもの。それよりは現状の戦力で何とか突破する策を考えないと」

江ノ島「とは言ってもさ、情報も何もないんじゃあ絶望的と言わざるを得ないよねー」


七海「──情報ならある、と思うよ」
 
 



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