過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/08/06(火) 20:06:43.07 ID:XNq0KWUd0
霧切「思ったより、あっさりと開いたわね」
魔王城の扉は思ったよりあっさりと開いた。
七海(考えは合ってたみたいだね…。後は狛枝君次第、だよ)
七海(……少し、勿体ない使い方だった気もするけど)
扉の先にはうんざりするほど長い廊下が続いている。
豚神「この先に、魔王がいるんだな」
罪木「えっと…またモノクマロボに襲われたりしないんでしょうかぁ?」
江ノ島「ま、あたしなら遠慮なくやるわね!ラスボスの前でゲームオーバーなんて興奮度MAXの絶望でしょ?」
霧切「考えても仕方ないわ。出来るだけ消費は避けたいし、一気に進みましょう」
七海「大丈夫、今まではここに敵は出てないよ。…でも、一気に進んだ方が良いかもしれないね。今回も同じだとは限らないし」
七海のその声を引き金に、全員は廊下を進みだした。
そして──。
霧切「……着いたわね」
豚神「ああ」
江ノ島「わあ!ぞくぞくするほど絶望に満ちてる!」
目の前には、今までとは明らかに違う、異質な扉。
開けなくともわかるほどに、扉の先には禍々しい何かがいることを理解する。
全ての元凶であり、全てを終わらせるために倒さねばならない敵。
これ以上、言葉は要らない。
霧切は無言で全員の顔を見渡し、意思を再確認する。
誰も何も言わず、ただ頷いた。
それを確認すると、霧切は躊躇わず、扉を開け放った。
モノクマ「…………」
全員の視線の先には、前情報通りの、大きなモノクマの姿。
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