過去ログ - 上条「二学期も不幸だ……」一方「いつも通りだろ」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 21:57:48.06 ID:aTmu/0xSO
彼女――佐天涙子は一昨日と同じベンチに腰かけていた。

彼女が能力の訓練をしているのが遠目でも分かる。

不自然な風が佐天の髪を撫でていた。

近付いてみると、向こうもこちらに気付いたらしい。

能力使用を止めて、彼女は立ち上がった。

「おはようございます」

「……おォ」

丁寧に頭を下げた彼女に応じる。

今日の彼女は、淡い色のシャツにジーンズという一昨日と同じ格好でいた。

前と違うところがあるとすれば、目のやりどころに困らなくなったことだろうか。

頭を上げてニコリと笑った佐天を見てから、一方通行は公園に設置されている柱時計を眺める。

「……じゃ、始めるぞ」

今日も今日とて、特訓の時間だ。





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