過去ログ - 上条「二学期も不幸だ……」一方「いつも通りだろ」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 22:24:49.81 ID:aTmu/0xSO
「久しぶりに弟とかに会えますしね」

「……弟いンのか?」

何となく興味を持ったので聞いてみる。

すると、彼女は何かを思い出しているのか、困ったような笑顔を見せた。

「ええ、これが手のかかる子でして――」

そう言って、佐天は様々なことを淀みなくつらつらと語り出す。

学園都市に来る日まで、ずっと心配そうにしていた両親。

目を輝かせて姉を送り出してくれた弟。

そして――お守り。

大事そうにそれを見せてくれた佐天の様子から、本当に佐天が家族を想っていて、その家族もまた佐天を想っているのが分かる。

ひたすら聞き役に回っていた一方通行は少なくともそう感じた。

きっと、それは『普通』で、『当たり前』なのだろうが。

一方通行にとって、それは『珍しい』。





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